もぐもぐふらふら

\もぐもぐ..ふらふら..つらつら.わー/

デザイナーズウィークの事故を受けて

ねえやんのライブから帰ってきて、

ラジオをつけてごはんの用意してたら、

東京デザイナーズウィークでの火事による事故のニュースが耳に入ってきた。

神宮火災 おがくずから出火か | 2016/11/6(日) 22:56 - Yahoo!ニュース

 

デザイナーズウィークは何年か前に行ったことあるし、

ラジオで宣伝しまくってたし、

大好きな開発者(且つクリエイター)の川田十夢さんも出展、

その上、今回彼は理事を務めているとのことで、

私は行けないけど、とっても気になっていたイベントだった。

また、自分自身イベント業界で働いていることもあり、

近い存在のイベントでこんな痛ましい事故が起きてしまうとは、

目の前でわが子を失った5歳の子のご両親はもちろん、

関係者の方の心痛を思うと、居た堪れない気持ちです。

亡くなった5歳の子のご冥福をお祈りいたします。

 

出火の原因はおがくずと電球だということで、

まるで理科の実験のような原始的な要因により、

大きな事故になってしまったことは、誰かしらが警戒の念を持ち、

ここまで大きくなる前に防げたのではないかという思いはある。

ただ、自分がイベント関係の仕事、しかも施工に関わる仕事に携わっていて思うのは、

(あくまで個人的な感覚だけど、)イベントは建築と比べてはるかに防災的な意識が低いということだ。

 

もちろん、デザイン~施工~運営まで、安全第一なのは頭ではみんな共通意識としてある。

しかし、デザイナーはコンセプト重視で安全性とかは施工業者任せ、

施工業者だって細かく電気の発熱率や強度計算を行うことは少ない。

木材や紙、布など、防炎処理をしてあるものを使うことは基本的には徹底しているが、

処理をしてあっても燃えるものは燃えるのだ。

まして、おがくずの装飾が防炎処理してあったとは考えづらい。

もちろん危険な箇所は施工がある程度終わった段階で、消防の査察が入り、

消防的にNGなときは、デザインもその場で変えなければいけないこともある。

(そうならないように、事前に申請してぎりぎりのところを攻めていくのが私たちの仕事の一つです。。)

ただ、広大なイベント会場の中で消防の目が行き届くのも限界があることも事実。

今回の展示のデザイナーである大学生の研究室、

それを施工した業者(もしかしたら大学生本人たちの可能性もあり)

目の前のものに危機を発見出来なかった消防、

最終的にOKを出して会期スタートさせた本部。

だれにも責任があるのは当然だが、

当事者が本当に自分の責任だとどこまで心を痛めているかはわからない。

みんな誰かのOKを得てここまで来ているからだ。

twitterを見ておがくずと電球なんてどう考えたって燃えるだろという

つぶやきもあり、ごもっともだとは思いつつ、

では自分がこの施工をしたら、果たしておがくずをやめるよう説得する側に回れただろうか、

自分の会社でそこに警鐘を鳴らしてくれる人がいただろうか、

と考えると自信をもってYesとは言い難い。

 

みんなを楽しませ、ワクワクさせるイベントが一転、

このような痛ましい事故を招いてしまったことは本当に悲しいこと。

改めて亡くなった子のご冥福をお祈りするとともに、

このような事故が繰り返さないよう、業界も変わっていくべきだし、

自分自身の業務も安全第一を自戒として行きたいと思う。

 

 

 

 

あとは、川田さんのご心痛が少しでも和らげばと願うばかりです。