もぐもぐふらふら

\もぐもぐ..ふらふら..つらつら.わー/

長坂常さんx門脇耕三さん のトークイベントに行ってきた 

こんばんは。もぐめです。

 

先日長坂常さんの新刊

長坂常|常に思っていること | おすすめ書籍・本 | デザイン情報サイト[JDN]

刊行記念のトークイベントに行ってきました。

 

 

そもそも長坂さんを知ったきっかけは、

今年の夏にインテリアツアーというものに参加した時に、

店舗の内装が以前から気に入っていた、

丸の内KITTEのFloydというお店のデザインをされたのが、

長坂さんだと聞いたことでした。

ツアー後に検索してみると、過去にブルーボトルコーヒーの店舗やっていたり、

マンションのリノベーションがぶっ飛んでいたり、

家具のデザインが斬新だったり・・・

と、一気にファンになりました。

 

だけど、あまり情報が出てこなくて、自分の中ではベールに包まれた存在でした。

そんな長坂さんの目の前でお話を聞けてラッキー!

印象に残ったことをラレツするぜ!

 

・狭山フラット最強説

Sayama Flat | Schemata Architects / Jo Nagasaka

 最近では賃貸で原状回復なしでOKの物件増えてきましたが、

 その波の発端の一つはこの物件でしょう。

 とにかく見てもらえれば分かりますが、

 え!?これで完成!!??というような、既成概念からすると、

 途中でやめているように見える段階で完成だったそうです。

 でも、これがかっこいいんだ!!!!!

 門脇さんも言ってたけど、なんか少しギャグっぽいんだけど、

 真面目にふざけて、ふざけてたこと忘れちゃって本気になった感じ。

 構造のコンクリートが丸見えだったり、

 ユニットバスの外側が丸見えで、外から見るとこういう風になっているんだ~とか、

 キッチンの裏側も丸見えやん!とか、コンクリートの空間に突然のふすま!とかとか、、、

 白いキャンバスに線なり色なりを付けていくという暗黙の前提だったものが、

 この物件で、スタートは白じゃなくていいという気付きがそのあとの活動の根幹になっていったそう。

 たしかに言われると当たり前っぽいんだけど、だれもそれを疑問視してなかったことをあえて表出させたのが長坂さんだったのだね~

 門脇さんから、そういう普通の人が隠してしまうものをあえて出すってのは、

 長坂さんは正直で誠実だから隠すのがきらいなんだねと言われていて、とても納得した。

 オープンハウス行きたかったー

 

・HAPPA、おまいら最高かよ!?

 長坂さんは今では青山に事務所を構えているそうですが、

 その前は中目黒と祐天寺の間で駒沢通り沿いでHAPPAという共同事務所の一画でやっていたそうです。

 そこが倉庫セルフリノベーションして、OSBむき出しで間仕切りを建て、

 自分たちとギャラリーとで分けて使っていたそう。

 みちに対してガラス張りの超オープンなサッシをつけ、(初めの数か月はサッシすらなかったらしい!)

 営業時間中は、外からも中からもまちに開かれているような素敵な空間だった。

 しかも、イベントで泊まれる1:1模型とか、みんなで駒沢通りを観察する会とか、

 難しいこと言ってるわけじゃないんだけど、なかなか出てこないアイディアで遊んでる感じが、とても好きでした。

 それは長坂さんご自身の性分もだけど、HAPPAという場所が与えてくれるあそび心って感じで、そういう場を作れることにとても心ひかれた。

 

 

・やってみることの大切さ、心に刻みました

 長坂さんの作品には、このやってみた感が良く出ている。

 それは計算やイメージももちろんあるだろうけど、

 偶然の産物というか、ライブ感というか、ゲリラというか・・

 特に家具の製作には、本当にその感覚が見えた気がした。

 気になったことをとにかくやって、かっこいい点をさぐるみたいな。

 木板に色つきのエポキシ樹脂を流して作られたフラットテーブルしかり、

【ELLE DECOR】日本の伝統工芸を現代的にヒネった、長坂 常の作品に注目|エル・オンライン

 津軽塗から着想を得たColoRingしかり、

長坂常 / スキーマ建築計画による新作の家具シリーズ「ColoRing」 | architecturephoto.net

 なんか、自分にもできそうだけど、思いつかないわ!みたいなのを、

 ひょいっと超えるいたずら好きのやんちゃな遊び心を感じた。

 

 

・とにかく、人のよさそうな感じがあふれてる

 1時間半のトークを聞いて、最終的に大きく印象に残ったのはこれ。

 今回の本は、往復書簡のような作りになっているのだけど、

 それは、本を出すことになったけど、1冊目が大変すぎたので、もう書きたくなかったらしい。

 また、この日はトークイベントということもあり、お話はたくさん聞けたけど、

 普段はそこまで口数の多い方ではないらしく、シャイな一面もあるよう。

 無口でやんちゃでいたずら好きで、遊び心持ってて、

 正直で誠実シャイって!!!惚れていいですか!!??

 迷うこともあるだろうけど、他のどの建築家とも違う、

 自分のやってみたいことやってるな感にはとても感銘をうけた。

 しかもそれが社会問題への長坂さんなりの問題提起や解決の糸口だったりしてさ。

 

 

 

とっても為になり、刺激を頂けました。

なにより、自分にデザインの道は面白いんだよということを、

改めて提示してくれて、チャレンジするきっかけを与えてくれたと思っているので、

出会えてよかったと心から思う。

ありがとうございます。

 

これからわたし頑張ります!!